素行調査を自分で行う方法とは?成功させるポイントと注意点を徹底解説!
2025/02/252025/03/03
パートナーの様子や家族の行動を見て、「何か隠しているのでは?」と不安を抱くことは誰しもあるかもしれません。そんなときに活用されるのが「素行調査」です。
通常、素行調査といえば探偵事務所に依頼するイメージが強いかもしれませんが、状況によっては自分で行うことも可能です。ただし、間違った方法を取ってしまうと法律的な問題が生じたり、相手との関係がこじれてしまうリスクもあります。
そこで本記事では、自分で素行調査を行う際の具体的な方法や注意点、そしてプロである探偵に依頼すべきケースなどを分かりやすく解説します。費用を抑えたい、まずは自分で動いてみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
素行調査とは?その目的と基本的な方法
素行調査は、対象者の普段の行動や交友関係を把握するために行われる調査です。
家族間のトラブルやビジネスシーンでも活用されますが、その対象や目的によって手段は大きく異なります。
素行調査の定義と目的
素行調査とは、文字通り「相手の素行(行動や生活態度)を明らかにする」ための調査です。
浮気や不倫の有無を確認したい場合はもちろん、子どもの非行や交友関係、従業員の勤務実態など、さまざまな分野で行われます。
主な目的としては以下のようなものがあります。
- 浮気や不倫の確認
- 子どもの交友関係や行動チェック
- 雇用前の身元確認
- 従業員の不正やサボタージュの確認
素行調査で得られる情報の例
素行調査の結果から得られる情報は、主に以下のような内容に分かれます。
- 行動パターン: どの時間帯にどの場所へ行っているか、誰と会っているか
- 交友関係: 親しい友人や恋人、ビジネス上のパートナーなどとの繋がり
- 経済状況: ショッピングや外食、クレジットカードの利用状況など
これらの情報を総合的に把握することで、普段は見えない対象者の一面を知ることができます。
探偵が行う素行調査の方法と特徴
探偵事務所に依頼する場合、プロのノウハウや最新機材を活用して行動を追跡するのが一般的です。具体的には尾行や張り込み、聞き込み、SNS情報の収集など多角的な手法が取られます。
探偵に依頼するメリットとしては、違法性がない範囲で効率的かつ客観的な証拠を得られる点や、報告書として証拠能力の高い資料をまとめてもらえる点が挙げられます。
素行調査を自分で行うための準備
自分で素行調査を始める際は、いきなり尾行や張り込みをするのではなく、しっかりと準備を整えることが重要です。調査目的や計画を明確にするだけでなく、必要な道具や知識を揃えておくと、スムーズに進めやすくなります。
調査を始める前に必要なこと
調査目的が曖昧なまま行動すると、途中で方向性を見失ったり、法的リスクに触れる可能性があります。以下のポイントを押さえておきましょう。
- 調査の目的を明確にする 例:浮気の事実を確認したい、子どもの素行を把握したいなど。目的が変われば、調査方法や集める情報の種類も変わります。
- 対象者の行動パターンを整理する いつ外出が多いのか、週末はどのように過ごしているかなど、あらかじめ把握しておくと、効率よく調査できるでしょう。
- 計画を立てる どの日時に、どの場所で調査を行うかといった具体的なスケジュールを作り、無理なく取り組めるようにしましょう。
必要な道具と準備
自分で素行調査を行う際に役立つ道具をいくつか紹介します。いずれも、違法行為に当たらないよう正しい方法で使うことが大切です。
- スマートフォンやカメラ 証拠写真や動画を撮影するために必須です。スマホであれば手軽に撮影できますが、光学ズームができるデジカメやビデオカメラがあれば、距離があっても鮮明に撮れます。
- GPSや録音機材などの便利アイテム 車の移動が多い場合はGPSを使って位置情報を追跡する方法があります。ただし、勝手に他人の車に仕掛けるとプライバシー侵害や器物損壊となるリスクがあります。録音機材も、相手の会話を無断で盗聴するのは原則違法となり得るので、利用には細心の注意が必要です。
自分で素行調査を行う手順
素行調査を自分で行うにあたっては、情報収集から聞き込み、尾行や張り込みまで、段階を踏んで取り組むのが理想です。
一度に全てを行うとリスクが高まるだけでなく、見落としも増えるため、可能ならば少しずつ進めましょう。
情報収集の基本
まずは「手軽に」「合法的に」得られる情報を集めることが重要です。 FacebookやInstagram、Xなど、対象者が使っているSNSの公開情報から、友人関係や普段の行動範囲が見えてくる場合があります。
設定によっては非公開になっていることもありますが、公開範囲にある情報だけでも手がかりとなるかもしれません。
対象者と同居している場合は、家に落ちているレシートやクレジットカードの利用履歴をチェックするのも一つの方法です。どの店舗で、いつ、いくら使っているのかを把握することで、行動範囲や交友パターンを推測できます。
聞き込みの実践方法
自分が直接知らない情報を得るには、第三者から情報を得る「聞き込み」が効果的です。ただし、やり方を誤るとトラブルになりかねないため、慎重に進めましょう。
あくまでも雑談の流れで聞くなど、無理に問い詰めず、自然な形で情報を引き出すことがコツです。
また、相手に話した内容がすぐ対象者に伝わるリスクもあるので、信頼できる相手に限定するのが望ましいです。
尾行や張り込みをする際の注意点
尾行や張り込みは探偵のイメージが強いですが、方法を守れば自分でも実施可能です。
ただし、相手にバレれば関係が崩壊するリスクがあるため、細心の注意を払う必要があります。 服装や車両の種類を変えるなど、対象者に怪しまれにくい環境づくりが重要です。
また、なるべく人通りが多い場所に紛れ込んだり、複数のルートを想定したりして無理のない追跡を行いましょう。 また、対象者が浮気や怪しい行動をしていると疑われる時間帯を狙うのが効率的です。
深夜や早朝は人目が少ない反面、自分が目立ってしまう可能性もあるため、リスク管理が大切です。
素行調査を自分で行う際の注意点
自分で素行調査を進める場合、実施方法を誤ると法的リスクやトラブルが発生する恐れがあります。状況を悪化させないためにも、以下の注意点をしっかり押さえましょう。
法律やプライバシーに関するリスク
最初に、やり方を誤ると以下のような法律やプライバシーに関するリスクがあります。
- プライバシー侵害:尾行や写真撮影、録音録画などは、対象者の私的領域を侵害してしまう可能性があります。
- 不正アクセス禁止法に違反する恐れ:相手のスマホやSNSアカウントを無断で操作する行為は厳禁です。
- 住居侵入罪や器物損壊:GPS端末を勝手に車や持ち物に取り付けると、法律違反となるリスクが高いです。
トラブルを防ぐためのポイント
トラブルを未然に防ぐためには、以下のポイントを意識しましょう。
- 正当な理由の範囲内で行う:あくまで家庭問題や社内トラブルの解決など、合理的な目的がある場合に限定しましょう。
- 万が一バレたときの対処法を考えておく:相手に追及された際の言い訳ではなく、誠実に状況を説明するための準備が必要です
- 危険を感じたらやめる:深追いするとストーカー扱いされる可能性もあるため、疑わしい行動があったらいったん立ち止まり、専門家に相談するのも選択肢です。
自分で素行調査を行うメリットとデメリット
自分で素行調査を行うことには、コスト面や精神面でのメリットもある一方、知識不足やトラブルリスクなど、複数のデメリットも存在します。ここでは両者を比較し、慎重に判断しましょう。
自分で行うメリット
探偵事務所に依頼する場合、数十万円以上かかることもありますが、自分で行うなら必要経費だけで済ませることが可能です。
また、スケジュールや調査範囲を自分の都合に合わせやすく、必要に応じて柔軟に修正できます。
自分で行うデメリット
探偵などに依頼せず自身で素行調査を行う場合、当然その道のプロではないため、見落としや誤った推測をしてしまう可能性が高いです。
また、尾行のノウハウや隠密行動のテクニックを持たないため、バレやすく関係が破綻する恐れがあります。 長時間の張り込みや深夜の尾行なども、心身に大きな負担がかかります。仕事や家庭との両立も難しくなるかもしれません。
プロに依頼するべきケースとそのメリット
自分で調査するリスクや負担が大きいと感じる場合や、明確な法的証拠を得る必要がある場合は、探偵に依頼するのが賢明です。プロである探偵なら、合法的かつ確実に証拠を収集できる可能性が高まります。
探偵に依頼すべき場合
離婚調停や裁判で使えるレベルの写真や動画、日時・場所を正確に示した報告書など、専門家が作成する資料は証拠能力が高く、確実な証拠を入手したいときはやはりプロに依頼するのが賢明といえます。
また、浮気の慰謝料請求や親権問題など、当事者として感情的になりがちな問題ほど、第三者の客観的な調査が重要になります。
探偵に依頼する際のプロセスと費用
探偵に依頼する際の具体的な流れは以下のとおりです。
- 相談・見積もり:探偵事務所へ相談すると、大まかな調査計画と費用見積もりが提示されます。複数の事務所を比較し、料金や実績を検討してみましょう。
- 契約・調査:契約書を交わした後、探偵が尾行や張り込み、聞き込みを行います。中間報告を受けながら、必要に応じて調整を依頼することもできます。
- 報告書の提出:写真や動画、日時などが詳細にまとめられた報告書を受け取り、法的手続きに備えることができます。
費用は探偵事務所によって大きく異なりますが、内容や期間によっては数十万円から数百万円に及ぶ場合もあるため、あらかじめ予算を考慮しておくことが大切です。
素行調査を自分で行う場合はリスクも理解しておこう
素行調査を自分で行うことは可能ですが、法律的なリスクやバレたときのトラブル、そして情報収集の難しさなど、さまざまな障壁があるのも事実です。調査の目的を明確にし、SNSやインターネットを活用した初期情報収集など「無理のない範囲」で行うことが重要になります。
尾行や張り込みといった本格的な調査を素人が行うのはリスクが高いため、必要に応じて探偵のサポートを検討するのも得策です。
もし、離婚や裁判を視野に入れて確実な証拠が必要な場合は、迷わずプロに依頼することをおすすめします。探偵の報告書は法的な証拠能力が高く、手続きの際に大きな武器となるでしょう。自分でどこまでやるべきか、費用とリスク、そして目的に応じてバランスを取りながら、慎重に進めてみてください。
パートナーの浮気にお悩みの方は岡山の探偵事務所・Zest In Possibleにぜひご相談ください。
コラム監修者

今泉 勝
総合探偵 Zest In Possible 代表
ゼスト探偵スクール 校長
メンタルケアサロン心の翼 岡山店 代表
<資格>
ヒューマンアカデミー メンタルケアカウンセラー講座修了
<略歴>
フランチャイズ経営を経て、「人の役に立つ仕事がしたい」という想いから36歳で探偵社を立ち上げる。
以降約20年間、浮気調査をはじめとするあらゆる調査を累計800案件以上手掛ける。
「生涯現役探偵」を掲げ、現在も人々のお悩みを解決している。
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Zest In Possible
岡山県岡山市北区奥田2-6-32 スカラトーレ1F
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