LINEから浮気を調べる方法と注意点をプロが解説
2025/02/252025/02/25
パートナーの様子がなんとなく怪しい、スマホを常に気にしている、LINE通知を隠すようになった。そんな違和感から「もしかして浮気しているのでは?」と疑いを持つ方は多いのではないでしょうか。現代社会ではコミュニケーションの主流がスマホアプリに移り、なかでも「LINE」は最も多くの人に利用されています。その利便性ゆえ、浮気の連絡手段にも選ばれがちです。
とはいえ、実際にLINEをどのようにチェックすれば証拠となるやり取りが見つかるのか、法律的に問題はないのか、あれこれと分からないこともあるでしょう。
そこで本記事では、LINEが浮気の温床になりやすい理由や、具体的にチェックすべきポイント、注意点を詳しく解説します。さらに、浮気が発覚した場合の対処法や探偵を利用するメリットなどもカバーしますので、パートナーの行動に不安を感じている方はぜひ参考にしてください。
LINEが浮気の温床になりやすい7つの理由
LINEは日本国内で非常に広く普及しており、友人との気軽なやり取りからビジネス用途まで、多彩なシーンで活用されています。 しかし、その利便性や機能性が浮気の連絡ツールとしても利用される大きな要因となっているのです。ここでは、LINEが浮気の温床になりやすい7つの理由を解説します。
連絡先の交換が簡単だから
LINEではQRコードやID検索など、さまざまな方法で手軽に連絡先を交換できます。電話番号やメールアドレスを直接やり取りしなくても、SNS感覚で相手を追加できるので、浮気相手ともスムーズに連絡を取ることが可能です。気軽にやり取りを始められる環境が、結果的に浮気の敷居を下げているともいえるでしょう。
通話やビデオ通話などトーク以外の機能が無料で使えるから
LINEはテキストメッセージだけでなく、音声通話やビデオ通話が無料で利用できます。電話料金を気にせず、いつでもどこでも気軽に連絡を取り合えるため、会話の内容を家計の電話明細から追跡されにくい点も浮気がバレにくい理由の一つとなっています。
トーク内容や通知を自由に操作できるから
LINEの通知は、表示の仕方を細かく設定できるため、誰からのメッセージか一切表示されないようにすることも可能です。さらに、既読表示や既読をつけずに読むテクニックなどを使えば、浮気のやり取りを隠すことが容易になります。トークを一部削除することも簡単ですので、証拠を残さずに連絡を取り合うのにも適してしまっているのです。
非表示設定や削除機能で証拠隠滅できるから
LINEには「非表示」機能や「削除」機能があり、浮気相手とのトーク履歴を簡単に隠すことができます。非表示にしておけば、メイン画面からは消えるため、パートナーが見ても一目で浮気相手の存在を察知できません。削除機能を使えば、やり取り自体がなかったかのように見せかけることが可能です。
相手の名前を変更できるから
LINEの連絡先に登録してある相手の名前は自由に編集できるため、本来は浮気相手の名前であっても「会社の上司」「同期Aさん」など、まったく別の肩書や名前に変更することができます。これによって、万が一パートナーにスマホを見られたとしても、すぐには浮気相手と気づかれない仕組みを作りやすいのです。
いざという時にブロック機能で隠ぺいできるから
やり取りを疑われそうなタイミングになれば、浮気相手をブロックし、一時的に連絡をシャットアウトすることも容易です。ブロックしてしまえば、相手からのメッセージが通知されず、履歴も非表示となるため、パートナーに見つかりにくくなるでしょう。
マルチデバイス対応でリスクを分散できるから
LINEはスマホ以外にもパソコンやタブレットなど複数のデバイスで利用できます。たとえば、自宅のパソコンで浮気相手とのやり取りを行い、スマホから履歴を消去しておくことで、パートナーにスマホを見られても証拠が残りにくくなるのです。複数端末を使い分ければ、リスクを分散して証拠隠滅をしやすくなるため、浮気がバレにくい環境を作れてしまいます。
LINEから浮気を見つけるための具体的なチェックポイント
上記のように、LINEは浮気に悪用されやすい機能が多く存在します。それでも、注意深くチェックすれば怪しいやり取りや不自然な挙動を見つけられる可能性はあります。ここでは、LINEをチェックする際に注目すべきポイントと、その際の注意点を解説します。
チェックすべきLINEの機能
まず、スマホを一時的にでも触れる環境にある場合は、以下のポイントを確認してみましょう。
- ・トーク一覧: 隠すつもりがなく、普通に残している場合もあります。見知らぬ名前や、登録された名前が不自然に感じられる連絡先がないかチェックしましょう。
- ・通知設定: 「通知OFF」になっている特定のトークがある場合、そこが怪しい可能性があります。
- ・アーカイブ・非表示リスト: 非表示機能を使ってリストから消している場合は、アーカイブや非表示リストに移動していることがあります。
- ・ブロックリスト: 怪しい連絡先をブロックしているケースもあり、ここに浮気相手が紛れている可能性があります。
- ・トーク履歴の削除跡: トークが急に途切れていたり、日付が飛んでいたりする場合、削除された可能性があります。
ただし、これらを行う際は、パートナーのスマホを勝手に操作すると「プライバシー侵害」や「不正アクセス」に該当するリスクがあるため、慎重に行ってください。
LINEパスワードを突破する際の注意点
パートナーがLINEのアプリロックやスマホ自体にパスワードを設定していることも少なくありません。これを無断で解除して中身を見る行為は、法律的に問題が生じる可能性があります。 いわゆる「不正アクセス禁止法」に抵触する恐れもあるため、相手の許可なくパスワードを探ったり解除したりするのは非常にリスキーです。 もしどうしても確認が必要な場合は、相手の同意を得る、あるいは弁護士や探偵事務所に相談して適切な方法を検討するのが安全策といえます。自分から違法行為を行い、のちに逆に訴えられるような事態は避けましょう。
バックアップデータから確認する
LINEのトーク履歴は、スマホ本体やクラウドにバックアップを取っている場合があります。これを復元することで、削除されたはずのメッセージが復活するケースもあるため、意外な証拠が見つかることも考えられます。 ただし、バックアップデータの取得や復元にはパスワードやApple ID、Googleアカウントなどの認証情報が必要となることが多く、こちらも違法行為に問われるリスクがある点を忘れてはいけません。
LINE以外の浮気に使われやすいスマホアプリ
近年はコミュニケーションツールが多様化しています。 LINEだけでなく、以下のようなアプリも浮気に利用されることがあるので、注意が必要です。
- ・インスタグラム(Instagram): DM機能で連絡が取れます。ストーリーやライブ配信のやり取りで親密さを深めている場合も。
- ・X(旧Twitter): ダイレクトメッセージ(DM)でのやり取りや、サブアカウントを使って秘密裏に連絡することが可能。
- ・Facebook Messenger: Facebookアカウントを持っていると、自動的にMessengerが使えるため、浮気連絡にも転用しやすいです。
- ・カカオトーク: 韓国系のメッセージアプリで、スタンプや無料通話機能も充実しているため、浮気ツールとして使われることがある。
- ・Discord: ゲーム好きの間で広まった通話・メッセージアプリ。通話やチャットルームを使って秘密のやり取りをしている可能性も。
スマホにこれらのアプリがインストールされている場合は、LINEだけでなく他のアプリも確認が必要かもしれません。ただし、やはり勝手にスマホを操作することはリスクが伴いますので、慎重に扱いましょう。
LINEから浮気を調べる際の注意点
パートナーの浮気を疑っている場合、LINEのやり取りを見ればある程度の情報を得られる可能性は高いです。 しかし、証拠集めの過程で違法行為やトラブルに巻き込まれるリスクがある点は覚えておきましょう。 ここでは、LINE調査における注意点を2つの観点から解説します。
感情的にならないこと
浮気の可能性を知ったときは、怒りや悲しみなどの強い感情に支配されがちです。しかし、感情的になってパートナーのスマホを奪うようにしてチェックすれば、取り返しのつかないケンカに発展する恐れがあります。 また、証拠がまだ不十分な段階で問い詰めると、相手は警戒してLINEの履歴をすべて削除したり、別のアプリに切り替えたりしてしまうかもしれません。まずは冷静に状況を分析し、確固たる証拠を得るために慎重に行動しましょう。
法的リスクに注意
LINEのパスワードを無断で解除する行為や、不正な方法でバックアップデータを取得する行為は、前述のとおり不正アクセス禁止法などに抵触する恐れがあります。また、スマホの画面ロックを解除してアプリをこっそり確認する行為も、状況によってはプライバシー侵害に該当する可能性があります。 違法な手段で得た証拠は裁判でも証拠能力を認められにくいことがあるため、くれぐれも注意してください。
浮気調査を探偵に依頼するメリット
「自力でのLINEチェックはリスクが大きい」「確たる証拠を押さえたい」という場合、探偵事務所に浮気調査を依頼するのも有力な選択肢です。探偵には以下のようなメリットがあります。
- 1.合法的かつ専門的な手法 探偵は法令を遵守しつつ、尾行・張り込みなどの技術を駆使して証拠を収集します。違法な手段を避けながら裁判でも有効な証拠を得られる可能性が高いです。
- 2.時間と労力を節約できる プロに任せることで、自分が直接調査に当たる必要がなくなり、精神的負担を軽減できます。仕事や家事、育児と両立するのは難しい調査作業を代行してもらえる利点は大きいでしょう。
- 3.証拠の信頼性が高い 探偵の調査報告書や写真・動画などは、裁判で提出する際に「調査の方法が正当である」と判断されやすいため、証拠の信頼度が高くなります。
費用はかかりますが、「浮気が確定しているかどうか分からない段階からでも相談できる」探偵事務所も多いので、まずは無料相談や見積もりを利用してみるのがおすすめです。
LINEで浮気が発覚したらどうすべきか
もしLINEのやり取りから浮気が発覚した場合、感情的になってその場で追及するのは得策ではありません。 特に離婚や慰謝料請求などを視野に入れている方は、冷静に今後の対応を考える必要があります。
自分が今後どうしたいのかを考える
まず大切なのは、浮気を知った後に「自分がどうしたいのか」を明確にすることです。離婚したいのか、それとも関係修復を望むのか。自分の気持ちがはっきりしないままでは、弁護士に相談しても方向性が定まりません。 今の時点で「すぐに離婚する」と決められなくても、暫定的に考えをまとめておくとスムーズに動きやすくなります。
弁護士に相談する
浮気が法的トラブル(慰謝料請求や離婚など)につながる可能性がある場合は、弁護士への相談を検討しましょう。LINEのやり取りが証拠として使えるかどうかのアドバイスや、離婚・慰謝料請求に関する手続きを具体的に教えてもらえます。探偵と弁護士が連携している法律事務所もあるので、総合的なサポートを受けられるケースもあります
離婚したい場合
浮気が発覚し、「もう一緒には暮らせない」と感じて離婚を決意する方もいるでしょう。 その場合は、下記のポイントを踏まえて行動することをおすすめします。
夫と浮気相手の両者に慰謝料請求する
浮気の証拠(LINEなど)が確固たるものであれば、パートナーだけでなく浮気相手にも慰謝料を請求できる可能性があります。「浮気をしていた事実」「故意または過失があったこと」などを示す必要があるため、LINEのやり取りを含む証拠はしっかり保管しておきましょう。
親権や財産分与などについて調べる
離婚をするとなれば、「子どもの親権をどうするか」「財産分与はどうするか」などの問題が同時に発生します。法務省の公式サイトでは親権や財産分与の基本情報を掲載しているので、事前に目を通しておくとスムーズに進められます。
離婚しない場合
浮気が発覚しても、家計や子どもの事情、情状などを考慮して「離婚はしたくない」と判断する場合があります。そういった方は、以下のような手段を取ることが考えられます。
浮気相手に慰謝料請求する
離婚をせずとも、浮気相手に対して慰謝料を請求できるケースがあります。ただし、不貞行為の証拠がなければ相手は否認する可能性が高いため、やはりLINEや探偵報告書などの確固たる証拠が必要です。
誓約書を作成する
パートナーに浮気を認めさせ、再発防止のための誓約書を作成する方法もあります。浮気の事実と再発防止策、万が一また浮気が発覚した際にはどのようなペナルティを課すかなどを明文化することで、トラブルを最小限に抑えられる可能性があります。誓約書を作成する場合は、公正証書にしておくと強制執行力がつくため、より安心です。
証拠を保管しておく
現時点では離婚するつもりがなくても、今後状況が変わるかもしれません。浮気が再発したときに即座に動けるよう、LINEの履歴や探偵が撮影した写真などの証拠は保管しておくと安心です。スマホやPCのデータだけでなく、紙ベースでもコピーしておくなど、複数の形で保管しておくと紛失リスクを減らせます。
LINEは浮気のツールとして使われやすい
LINEは連絡先の交換が手軽で、トークや音声通話、ビデオ通話など多彩な機能を無料で使えるため、浮気のやり取りに利用されることが非常に多いツールです。相手の名前の変更や非表示機能、ブロック機能といった独自の利便性が、浮気の隠蔽にも活用されてしまうのが現実といえます。 実際にLINEをチェックする場合は、法的リスクやプライバシー侵害の問題に配慮しなければなりません。違法行為によって入手した証拠は、裁判の場で証拠能力を認められにくいだけでなく、逆に訴えられる可能性もあります。安全かつ確実に浮気の事実を明らかにしたい場合、探偵事務所に相談して合法的な方法で証拠を押さえるのも一つの選択肢でしょう。 もしLINEのやり取りなどから浮気が判明したら、まずは自分が「離婚を望むのか」「関係修復を望むのか」を冷静に考えることが大切です。離婚を視野に入れるなら慰謝料や親権、財産分与をどうするかを調べ、必要に応じて弁護士へ相談しましょう。離婚しない場合でも、浮気相手への慰謝料請求や誓約書の作成など、できることはあります。いずれにしても確固たる証拠があれば有利に話を進められるため、今後のためにも証拠は適切に保管しておくことをおすすめします。
パートナーが浮気しているかもしれない、そんなお悩みを抱えている方は岡山の探偵事務所・Zest In Possibleにぜひご相談ください。
コラム監修者

今泉 勝
総合探偵 Zest In Possible 代表
ゼスト探偵スクール 校長
メンタルケアサロン心の翼 岡山店 代表
<資格>
ヒューマンアカデミー メンタルケアカウンセラー講座修了
<略歴>
フランチャイズ経営を経て、「人の役に立つ仕事がしたい」という想いから36歳で探偵社を立ち上げる。
以降約20年間、浮気調査をはじめとするあらゆる調査を累計800案件以上手掛ける。
「生涯現役探偵」を掲げ、現在も人々のお悩みを解決している。
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Zest In Possible
岡山県岡山市北区奥田2-6-32 スカラトーレ1F
電話番号 : 0120-477-550
岡山で多数の実績を誇る浮気調査
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